ワンと言えば僕は犬

摂食障害とADHD、躁鬱、解離性人格障害の恋人との同棲日記

day

最近は恋人の調子が悪い、毎日のように精神状態が不安定になるし、体調の悪さも続いている。

腕と胸を切り刻んだ日も記憶は曖昧だったようで夜家に帰ると暗い部屋の中で虚ろなまま自傷をしている恋人がいた。
その日は抱きしめて暫くするとだんだん正気に戻ってきて「あ〜落ち着く落ち着くなぁ、安心する〜」と言って元気になってくれた。
心配する事ばかりだ。

恋人に自分が死んだら手紙が僕に届くサービスに登録しておいたんだと言われた。
一生いらないと恋人に言ったものの、頭のどこかで不意に恋人が死んでしまったとしても僕はその時驚かないんじゃ無いだろうかとも思ってしまった。
自分で死を選ばないでいて欲しいと思うし、生きていたいと恋人が思えるように僕に出来る事はしてきたつもりだ、もちろんこれからも。
でももっと根源的なところで彼女にとっては生きる事が苦痛なのだろうとも思う。
彼女はずっと失う事が怖いのだ、1番幸せを感じるその瞬間に僕に殺されたいと言う。
比喩で言ってるのではなくその瞬間は本気で言っていると思う。
おそらく僕が彼女を殺す事に躊躇いが無ければこれまでに何度も殺しているだろう。

彼女の死を選ぼうとしてしまう根源的な部分は僕1人が、人間1人の人生を捧げたくらいで変わるものではないのだろうかとも思ってしまう。
分からないけど、どちらに転ぶか分からないなら変わると信じたい。

僕自身もっと強くならないといけない。
精神的に不安定な瞬間が恐らく人より多い彼女はネガティブな言葉がどうしても多くなってしまう。
その状態に引っ張られてはいけない。
掴んでひきづり上げるぐらいの力が僕にないとだめなのだ。
強くなろうと思う。